英語教育
英語の4技能を〈使う〉〈使える〉ために
英語の4技能(話す、聞く、読む、書く)を学び、実際に英語を使う体験が十分にできるように普段の授業と様々な学校行事やアクティビティを組み立てていきます。目標は〈使える英語〉を増やすことです。
中学での学習目指すのは将来に続く「芯」を育てる英語教育
週5 時間は「NEW TREASURE〈Z会出版〉」をメインテキストとして、基礎・基本を徹底的に学んでいきます。また、週2時間はネイティブ教員と日本人教員がチーム・ティーチングで1クラスを2つに分けて英会話の授業を行います。「話す・聞く・読む・書く」の4 技能をバランスよく学び、将来に続く「芯」を育て、英語によって開かれる「世界」を実感させる英語教育を目指します。
高校での学習高校英語の基本は2年生までその後は演習と受験対策
高校2年生までに高校課程の文法・構文など、いわゆる「高校英語の基本」は一通り終了します。その後は、応用・発展に重心を移し、大学進学に向けた問題演習などが中心になります。課外での時間は生徒の進路希望に応じて、希望者に対するさまざまな受験対策講座などを行っています。
英語を肌で感じて「学ぶ」 -Learning-
綿密な6年計画で高い英語力を
「英語の専松」の本領を発揮した6年一貫の英語教育システムの特色は、豊富な授業時間の確保と、「話す」「聞く」「読む」「書く」能力を着実にステップアップさせる多角的なプログラムです。
メインテキストは『NEW TREASURE』
英語教材として評価の高い『NEW TREASURE』を採用。補助プリントで生徒の理解を助けながら、随時小テストを行うことで確実な英語力向上を図ります。
ネイティブ教員&チーム・ティーチング
(中1より分割授業)
週2時間の英会話の授業では、ネイティブ教員と日本人教員のチーム・ティーチングを実施。さらに3人目としてインターンのアメリカ人学生も入り、楽しみながら英語を「話す」「聞く」力を養成しています。
英語を学ぶ楽しさに配慮した多彩な教育プログラム
授業では、毎日「楽しく」英語を学び、「やる気」を育てるよう、英語の歌や音読を多く取り入れています。課外では毎日の「宿題プリント」に加え、「自学ノート」で自分の学習を進めたりします。朝読書に英語の絵本からスタートする多読指導を取り入れています。また、英語を「体験」する機会を多くするよう配慮しています。
英検合格は生徒の自信のバロメーター
英検にも意欲的に挑戦。直前期には独自の英検指導を行っています。英検合格は生徒の自信となり、さらなる目標にチャレンジするモチベーションになると考えています。
本校独自プログラムによるアメリカ・ネブラスカ修学旅行
アメリカ・ネブラスカ大学リンカーン校とドーン大学の2つのキャンパスを拠点に13日間の修学旅行を実施。生きた英語と異文化を体感するチャンスです。
中高6年間で英語を「体験する」
ランチタイムアクティビィティ(中1~3)
昼食時間に特別教室でネイティブ教員たちと一緒に食事を取りながら、フリートークで英会話を楽しむ時間を設けています。授業とはまた違った雰囲気の中で、和気あいあいと会話力を磨きます。
イングリッシュデイ(中1・2)
6月末に実施されるイングリッシュディは、中学1年・2年ともに、NHK『基礎英語』の英文スキットを暗唱・発表するスキットコンテストを実施しています。
姉妹校ラックス中学校の生徒たちとの文通・プレゼント交換(中2・3)
ラックスミドルスクールは、リンカーン市内にある公立中学校で、2002年から交流がスタート。毎年、中学2年の9月から文通が始まります。英語での手紙の他に、文房具や日本のお菓子を始めとするプレゼントが詰まった袋を中3の春まで交換します。6月のネブラスカ修学旅行では、ペンパルの家庭を中心に3泊4日のホームステイを体験。ラックス中学校の生徒や保護者、教員も来日・来校するなど、交流を深めています。
トピックス(中3)
ISAプログラム[7月]
昨年はネブラスカ修学旅行が終わって約1週間後に実施。現在日本の大学(院)に留学している学生を26名招待し、2日間英語で交流する実践的なプログラムです。留学生の大半が東京大学大学院の理系専攻で、出身はアジア中心。お互い「外国人」として英語を使いながら日本の誇れる点や自分の将来の夢などを語り合いました。またプレゼンテーションスキルを学ぶ時間も設け、「アウトプット型」の英語力育成を目指すプログラムです。
アメリカ・ネブラスカ修学旅行
Summer Migration Across the Pacific (夏の渡り鳥)
学習活動の集大成として異文化を体験するアメリカ・ネブラスカへの修学旅行。異文化を肌で感じ、英語で何かを成し遂げてほしいという願いを込め、教員たちがプランニングしています。人々や大自然とのふれあい、歴史体験など充実したプログラムです。
現地サマースクールに参加(中3)
体験型サマースクール「ブライトライトプログラム」・「アドベンチャーゾーンプログラム」に、アメリカの小・中学生と本校生徒が一緒に参加します。5日間英語だけで行われる16のクラスの中から、生徒が希望するクラスを選択します。現地の中学・高校・大学の教員を中心に行われる体験型授業で、英語と身体を使って楽しく学びます。
〈体験授業例〉
●ビーズ工芸クラス Jewelry and Craft
●ビデオ(映画)作成クラス Digital Film Making
●ロボット工学入門 Exploring Lego Logo
●サメの解剖実験 Science Sharks
●演劇クラス Drama: What’s your line?
●イラスト描きクラス Graffiti and Hip Hop
●粘土細工クラス Clay Expressions
●クッキングクラス American & Japanese Cuisine
10年以上続く、姉妹校ラックス中学校との交流(中3)
文通や学校訪問、ホームステイなどを通して同世代の生徒同士が異文化コミュニケーション。視野が広がり、人間的成長のきっかけともなる交流を続けています。
伝統として根づいてきた生徒同士の国際交流
リンカーン市内にあるラックス中学校とは、姉妹校としての交流開始から12年が経ちました。本校では、中学2年の9月よりラックス中学校の生徒と文通を開始します。修学旅行の際には実際にラックス中学校を訪問し、3泊4日のホームステイも体験。英語を使いながら笑顔とともに育んだ友情は、本校の伝統として脈々と受け継がれています。
開拓者村博物館訪問
グランドアイランド市にある開拓者村博物館を訪問。西部劇さながらの古い町並みをメンターと一緒に探検したり、当時のレシピで作ったアイスクリームを食べたり…。開拓者たちの生活様式を垣間見ることにより、アメリカの大地と開拓者たちの挑戦によって育まれた文化の原点を肌で感じ取ることができます。
生徒目線から見るネブラスカ修学旅行
SEAS(東京学芸大学とJTBによる共同研究プロジェクト)とは全国の中学・高校381校、約6万2千人の生徒が「修学旅行」を終えたあと、共通した質問に答える形式の調査です。本校13期生の結果をご紹介します。
■満足度と取り組みの姿勢のバランス(5点満点)
◎本校3年生 4.7点
●他校 海外男子 4.2点
修学旅行に「満足」しているだけでなく、非常に熱心に「取り組んでいる」こともこのデータから分かります。
東京学芸大学・BWT教育総合研究室 学校行事における効果測定共同研究プロジェクト SEASデータより
ネブラスカ修学旅行後
3つのグローバル研修プログラム(高校希望者)(高1~3)
アメリカ
専修大学の提携校の1つであるアメリカ・ネブラスカ大学リンカーン校を舞台に、約2週間生きた英語を学びます。午後の活動には現地大学生のチューターが同行。寮生活とホームステイ(3日間)の両方を体験できるのも大きな魅力です。
ニュージーランド
ニュージーランドで豊かな自然に触れながら、伸びやかに英語力アップを図ります。約2週間のホームステイは、自主性と高いコミュニケーション能力を養います。
マレーシア
今年度よりマレーシアグローバル研修を実施する予定です。発展目覚ましい東南アジアのマレーシアを訪問し、「英語がグローバル言語」であるとともに、「21世紀はアジアの時代」という実感を経験してもらうプログラムです。
高校姉妹校との交流(高1~3)
アメリカ・ネブラスカ州の州都リンカーン市にあるサウスウエスト高校と平成22年10月、本校創立50周年記念事業の一環として姉妹校提携が結ばれました。サウスウエスト高校の日本語クラスの生徒と2ヶ国語(英語・日本語)でのペンパルプログラムがスタート。手紙だけでなく、Skype(スカイプ)、メール、SNSなどを通じて友情を深めています。また夏のアメリカグローバル研修の際には全員でサウスウエスト高校を訪問し、ホームステイ先も提供してもらっています。平成23年度から本校の代表生徒2名が毎年3月中旬に短期交換留学生としてサウスウエスト高校に派遣され、2週間のホームステイと高校生活を体験しています。
トピックス(高1~2)
ISAプログラム[8月]
昨年中学3年で実施したプログラムの高校生バージョンです。8月下旬に2日間、現在日本に留学しているアジアを中心とした留学生と英語でコミュニケーションするプログラム。「自分のアイデンティティとは?」など中学のプログラムに比べて抽象度がアップした内容に取り組みます。