教科の取り組み
数 学
定義・定理から論理構築し、
着実に数学力をつけていく
中学での学習基礎力養成を重視した学習活動
基礎期は、『システム数学』(啓林館)をテキストとして、「代数」「幾何」の授業を行なっています。充実期(中3)からは、高校の学習内容に入ります。課題提出、小テストによる到達度チェックを毎週行い、数学検定を全員が受検することで、数学の基礎力定着を図っています。
高校での学習効果的な学習を通じ、大学入試に通用する実力をつける
充実期(高1)には、数学Ⅱ・Bの学習内容をほぼ終えます。発展期(高2)からは、文系は模擬試験や大学入試へ向けた問題演習、理系は数学Ⅲの学習に入ります。普段の授業に加え、効果的な家庭学習、放課後や長期休業中の講座で、着実に大学入試で通用する力をつけていきます。
理 科
科学的にモノを見る目と論理的思考力を育成する
中学での学習理科に対する興味関心を引き出す
週4時間の授業を2時間ずつに分け、分野別(物理・化学・生物・地学)で展開。実験を多く実施しながら基礎的な内容を学習します。さらに週4時間の授業に加え週1時間の授業「理科実験」を実施。「理科実験」では理科への興味関心を引き出すことに重点を置いて様々な実験を行います。
高校での学習化学を中心としたカリキュラム
発展期における文理選択において理系に進んだ生徒は、中学2年生から高校3年生まで5年間継続して化学を学習。その他中学での先取りを生かしながら物理と生物を学習します。受験に必要な専門的な知識を、様々な実験を実施しながら着実に身に付けていきます。
国 語
文章を読み解く力に加え、自分らしく論理的に
相手へ伝える表現力を磨く
中学での学習活発な言語活動・表現活動
教科書を「読む」ことにとどまらず、言語活動や表現活動にも時間を割き、自分の言葉で「書く」ことや、考えを「話す」ことを積極的に行なっています。短歌・俳句の学習で創作をしたり、意見文の書き方や相手にわかりやすく伝える表現を実践的に学んだりしています。
高校での学習難度の高い説明文・小説・古典を読解し、味わう
中学課程から学んできた基礎的な学習内容を活かし、現代文分野では抽象度の高い説明文、近代小説や文語文小説を学習します。古典分野では古文・漢文ともに、易しい作品から難しい作品まで段階を踏んで丁寧に学習を進めていきます。大学入試に対応できる学力を養成すると同時に、現代に生きる私たちにも通じる普遍的な主題についても探求していきます。
社 会
高校との連携を踏まえて、基礎力や思考力を
重視した授業を展開
中学での学習地理的分野から世界的な視野を養う
地理的分野の学習を通して一番学んでほしいのは「地域における人間の生活の営み」。私たちの住む社会のあり方について考察する中で、自分自身の生き方についても考えます。さらに日本と諸外国との関連に留意しながら世界的視野に立ち、問題を考え解決していく力を培います。
高校での学習歴史と現代から未来の世界を考える
高校1年生では世界史と現代社会を学習。世界史は現代史を中心に展開し、新聞やニュースに出てくる内容も扱います。現代社会では中学3年生で学んだ公民分野をもとにより詳しく学びます。中学で養った世界的な視野により深みを持たせ、過去を振り返ることにより、今すべきことを考えて、より良い未来を想像する力を養います。