小さな親切運動
「小さな親切」運動推進委員会
昭和38年に発足した「小さな親切」運動は現在全国的な組織になっていますが、全国の高校の中で最初の団体加盟校となったのは本校でした。以来40年以上にわたり、「報恩奉仕」の精神を活かした様々なボランティア活動を本校では行なってきました。毎年、行われていることとしては、春・秋のあしなが学生募金、夏合宿における講習会や地域清掃、障害者通所施設「わかば園」の文化祭のお手伝いです。また時に応じて、全校募金を行ないます。近年では、新潟県中越地震・スマトラ沖地震・パレスチナの学校存続のための全校募金を行ないました。1泊2日で行なわれる夏合宿での講習会の内容は、老人体験・車椅子講習会・手話講習会・盲導犬講習会など年によって様々です。文化祭においても展示を行ないます。特に昨年は、写真家の方の協力を頂いて地雷展を開催しました。そこで集めた寄付金はカンボジアで地雷被害にあった子供たちに送られました。また、夏休みを利用して、近隣の保育所にボランティアとして訪問したりもしてきました。委員は、みなまじめで優しい生徒ばかりです。様々な立場の人々との関わりから、人の気持ちを理解でき、相手の立場を考えた行動ができる人物になれるよう、がんばって活動しています。
「わたしたち高校生にできる『小さな親切』を」を合い言葉に運動が始まりました
平成25年11月、「小さな親切」運動全国表彰式に於いて、本校は“「小さな親切」運動大賞”を受賞しました。昭和38年、東京オリンピックが開かれるのをきっかけに、当時の生徒会の生徒たちが自分たちにできる「小さな親切」を行おうと活動を始めました。加盟当初から今までの活動に対していただいた今回の賞は、本校に奉仕の精神が脈々と伝わっていることを証明しています。